①刺さないハリなので全く痛くない!怖くない!
針を受けたことのない方には信じられないことかも知れませんが、意外に数ミリ程度刺すハリではほとんど痛みはありません。
でも、たまにはチクッと痛むことはありますし時にはズーンと重いような痛いような感じを受けることがあります。また中国の針は太くて長いハリを用いるので痛みます。
でも、当院のハリはそもそもハリを皮膚の中に入れることはなく、ただ皮膚表面に当てるだけなので本当に全く痛みを感じる事はありません。
針を刺さなくて、どうして針治療といえるのか?と思われるかも知れませんね。
伝統的な針灸を行うものにとって、針とは気を動かす道具というもので必ずしも刺さなければいけないものではありません。
②日本の伝統的な診断治療方法
鍼灸師にとって診断治療は一生をかけて研鑽していくものです。
その中でも脉診は「脉診10年」と言われるほど習得が難しく、正直これ一つだけを10年以上やっててもハッキリと捉えられるものでは無いものです。
ただ、脉診を用いると何処が病んでいるの診断が出来ます。そして一針一針の効果が、プラスなのかマイナスなのかの判定をする事が出来ます。
私にとっての脉診は一般の方のスマホ以上に大事なものなんです。